高校生となったらバイトが出来る年齢となりますが、長期間のバイトは自身がないと思っている方もいるでしょう。確かに、まだバイトをしたことがない人はきちんとやっていけるかどうか不安になっても仕方ありません。
そんな時におすすめな働き方として「単発バイト」というものがあります。ご存じかもしれませんが、その名の通りたった一日出勤しただけで、すぐにお給料がもらえるバイトとなっており、たった一回きりなのでバイトがどんな感じか?というのを体験できるのです。
しかし一般的なバイトと違うので、バイトの始め方などもちょっと変わっているのでは?など疑問があるでしょう。そこで高校生が単発バイトを始める方法、また探し方について解説していきます。
単発バイトを始める基本的な流れ
基本的に単発バイトをしたい!と思ってもすぐに出来るケースは少ないです。最近は単発バイト向けのアプリなどのリリースされていますが、このようなアプリでも「事前登録」というのが必要になってきます。
そして求人サイトなどで募集がある単発バイトに関しては基本的に派遣会社を通すケースが多く、この場合は派遣会社に登録するという流れになります。しかし、登録についてはそこまで時間がかかるようなものではないので、比較的すぐに単発バイトを始めることができます。
また、登録に面接はない場合が多く、履歴書は不要という感じになっているケースが多いです。よって、単発バイトを始める流れとしては以下のような形です。(派遣会社の登録)
残念ながら派遣会社の中には高校生不可としている企業も多いですが、高校生でも問題なく登録できるケースもありますので根気よく探してみましょう。
特徴として単発バイトアプリで登録すれば、すぐに働けるような単発バイトに応募することができますが、派遣会社のような所はアプリなどを使って探すのではなく、担当者がさまざまな単発バイトを紹介してくれるような形になっているケースが多いです。
高校生でも出来る単発バイトの例
大手の求人サイトで調べて頂ければお分かりと思いますが、高校生でもOKとなっている単発バイトは比較的見つけやすくなっています。そこで求人サイトに掲載していた高校生でもできる単発バイトをいくつか紹介していきたいと思います。
職種 | 作業員 |
---|---|
仕事内容 | 引っ越しアシスタント |
時給 | 1100円 |
勤務時間 | 7時半~16時半 |
勤務期間 | 1日 |
引っ越しのアルバイトスタッフです。主に先輩のアシストがメインとなります。迅速かつ正確な作業を求められますので、慣れていないと少ししんどいかもしれません。作業が早く終わる場合もあります。業務終了次第、手渡しでお金をもらえるケースが多いです。
職種 | イベントスタッフ |
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仕事内容 | イベント会場の設営 |
時給 | 1200円 |
勤務時間 | 9時~18時 |
勤務期間 | 1日 |
コンサート会場の椅子を並べたり、グッズの販売などをおこなう仕事です。たくさんの募集がかかっている場合が多く、仲良しの友達と一緒に働けたりもできます。ただ高校生ですので、深夜の居残り業務などはできません。また現場によっては早く上がったり、遅くなったりする場合もあります。お弁当が支給されるケースもあります。
職種 | 販売員 |
---|---|
仕事内容 | 公園の売店 |
時給 | 990円(交通費支給) |
勤務時間 | 11時~17時 |
勤務期間 | 1日~(単発OK) |
公園内にてアイスクリームなどを販売するお仕事です。季節などによっては時間は変更になる可能性もあります。人と接したりできる方にはおすすめです。高校生でも勤務可能ですが、あまり募集していないので、採用などは早いほうが良いでしょう。
職種 | イベントスタッフ |
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仕事内容 | プロ野球の球場での仕事 |
時給 | 1000円~ |
勤務時間 | 10時~17時など |
勤務期間 | 1日~(単発OK) |
球場での仕事をするバイトとなります。周辺の警備から球場内にある売店のお仕事、さらにはグラウンド整備など仕事は多岐にわたり色々な仕事を経験できる単発のバイトとなります。ちなみに人気が高いようで、応募者が多い求人でもあります。
この他にも年賀状の仕分けスタッフ、製造スタッフ、シール貼り、ティッシュ配りなどなど、比較的多くの単発バイトが掲載されていましたので、職種については妥協しなくても「やってみたい!」と思うような単発バイトを見つけられる可能性が高いでしょう。
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単発バイトを探す場合、どこで探せばいい?
単発バイトを探す場合の求人サイトやアプリですが、おすすめのサイトやアプリがあるのでご紹介します。
タウンワーク
求人誌でもお馴染みのタウンワークは、高校生も利用しやすい大手サイトで最大の特徴は、リクルートグループが運営する信頼性の高いサービスであること。SNS等の募集と異なり、怪しい求人が混ざりにくく、初めてバイトを探す際にも安心して活用できます。
利用方法も簡単で公式ページのトップから自分の居住エリアを選び、設定項目から「単発・1日OK」と「高校生応援」を選択して検索するだけで、日雇いの求人がたくさん見つかります。
特徴を示すアイコンなどが分かりやすくなっていて、直感でどのような求人なのかを判別することも可能です。
バイトル
バイトルはアプリもそうですがウェブ版も多数の求人を扱う大手サイトです。タウンワークと同様に信頼性が高く、こちらも「エリア」「勤務期間(単発)」「高校生歓迎」の3点を設定するだけで、簡単に高校生向けの単発バイトが見つかります。
バイトルの特徴として、求人の検索中に、現在の設定条件にマッチする求人数に加えて平均時給まで確認できます。そのため、「引っ越し」や「イベントスタッフ」などと色々と条件を入力して試すことで、割の良い単発バイトと簡単に出会えます。
Shotworks
単発・短期バイトに特化したユニークな求人サイトがShotworksです。「単発バイト求人サイト総合満足度No.1」をうたっており、高校生が応募できる求人も多くあります。
Shotworksの魅力は「高校生歓迎×ユニークなこだわり条件」の掛け合わせで検索できる点です。例えば、面接なしや明日1日のような便利な条件でも設定できるため、隙間時間を効率的にお小遣いに変えられます。
即日勤務OKをうたうShotworksで探すのがおすすめです。Shotworksでは自分の働きたい日付での求人検索が可能で、この日付には当日も設定できます。日払いに対応した募集も多く、どうしても今すぐにお金が必要な方にもぴったりです。
単発バイトの募集が多くなる時期
どうせなら単発バイトの募集が多い時期に求人を探した方がいいですよね。基本的に多くなる時期は3月~4月やお中元の時期、そして年末となっています。年末は誰でも分かりますが、様々なイベントがある季節なので単発バイトも多くなるのは予想出来るでしょう。
また3月~4月は引っ越しの需要が高くなる時期になっています。4月から新生活がスタートする方が多いですよね。このような時期は単発バイトも多くなる時期となっていて、求人サイトなどでも募集が増えています。しかし基本的にそこまで気にしなくてもいいでしょう。
昔と違って最近はさまざまな仕事情報が掲載されており、職種や働き方も多様化となっている時代です。今では年中さまざまな単発バイトを調べることができ、タイミーなど単発バイト(短時間)でバイト可能なアプリなどを活用すると非常に多くの求人を見つけることが出来るでしょう。
また単発バイトとしての働き方、自由な時間に働きたいという考えであれば、ウーバーイーツ配達員などがおすすめ。但し18歳になっていないと登録が出来ませんので、興味があれば以下のページをご覧ください。
<ウーバーについて>
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高校生が単発バイトをするメリット、デメリット
メリット
単発バイトは短い期間で働けるものですので、メリットとしては時間を上手く活用できるという点が挙げられます。例えば他のバイトのシフトがごっそり削られたりして急に予定がなくなってしまったとき、単発バイトを見つけると埋め合わせすることができます。
また部活動などによって先の予定がわからないのにシフトを出したりしなければいけない、ということもありませんので融通が効きます。
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そして人間関係も楽なものが多いでしょう。一店舗で長い時間働いていると余計な人間関係のしがらみが出てきて面倒になったりします。ですが、単発バイトですと単純作業を行うだけで人間関係は希薄なものになるので、干渉されたくない方には非常におすすめです。
ピッキング作業などは自分のペースでお仕事ができるものも多いので、要領さえ掴めばバイト経験が浅い高校生でも簡単にお仕事ができます。
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そして個人的に一番のメリットだと思っているのは「社会経験を積める」という点です。単発バイトは年齢、性別、国籍など関係なく働けますので、色んな人と一緒に作業をおこなう機会が多くあります。色んなお仕事がありますので「社会はこうやって出来ているのか」と身に染みて実感できることでしょう。
それに時給が高い場合もございます。例えばアーティストの演奏を警備をしながら聴けたりする楽しみもあり、ちょっとお得に感じることができるバイトもあるのです。中には派遣での単発バイトを18歳からやっていて、そこから大学卒業まで働いて社員雇用として採用されたケースもありますので、バイトとは言え早くから始めておいて損はしないと言えるでしょう。
<バイトっていつから可能?>
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デメリット
デメリットとしましては単発という縛りがあるぶん、希望する仕事や日にちにお仕事がないというケースが多く挙げられます。主に業務内容は単純作業が多いので、必要なくなればすぐに採用を打ち切られたりもしますので、応募する際は早めに行ったほうが良いでしょう。
特に単発バイトは比較的人気が高いバイトとなっており、魅力的なバイトに関してはすぐに募集を打ち切りされるケースが多いので、また明日応募しよう!と思ったらすでに募集を打ち切っていた、ということも良くある話です。
また求人には「学生OK!」と書いてあるのに、実は高校生はNGという場合もあります。そういったことがないようにあらかじめメールや電話などで確認を取っておきましょう。そして働く場合は何度も自分から応募しなければいけません。
派遣会社からメールが送られてきて、それから応募ということが多いので、自分から探しにいかなければお仕事は見つけられません。しかも田舎住みですと、なかなか単発のお仕事がないこともありますので、都心部に出てきて余計な交通費がかかることも注意しておかなければいけません。
さらに単発バイトはすぐに仕事が出来る分、単純作業がほとんどですので、やり甲斐などといったものが得られることは少ないでしょう。スキルを身につけて成長してゆきたい方には不向きですが、お小遣い稼ぎには丁度良いです。
ただ、派遣によっては何度か入っているうちに少しスキルを必要とするお仕事を任されたりすることもありますので、視野を広く持ってお仕事を探してみて下さいね。
高校生向け!単発バイトの始め方や探し方のまとめ
高校生が単発バイトを始める方法や探し方についてご紹介しました。高校生でも出来る単発バイトは意外と多くありますが、始める場合は事前に登録などをすることが必要になってきますので、事前に登録をしてからバイト探しをするといいでしょう。
但し、単発バイトは都市部での募集が目立ちますので、地方などで探す場合は苦労する可能性が大です。なので単発バイトをしたいと思っても、住んでいる地域によっては出来ないケースも多いので、心に留めておくといいでしょう。