カラオケのバイトはおしゃれも楽しめるようなバイトなので、比較的身だしなみは他業種と比べても緩い傾向となっています。前回、カラオケバイトの記事で「髪色や髪型」についてご紹介しましたが、比較的緩くカジュアルな雰囲気となっている店舗も多くあります。
<詳細>
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髪色や髪型が自由となっている場合、若者にとっては魅力的な待遇になりますね。では、ネイル(マニキュア)やピアスはどうなのでしょうか?特に女性の方はこの辺りについて知りたい方が多いでしょう。ネイルは落としたくないと思っている人は多いはず。
そこで大手のチェーン店の求人などの情報をチェックし、ネイルやピアスをしてバイトができるのか調査してみたのでご紹介します。
カラオケバイトはピアスOKの求人がある
実際に、大手求人サイトやカラオケ店舗の公式求人サイトで求人情報を見てみると、ピアスOKと書いてある店舗が一定数あります。但し全てのチェーン店がこのようになっている訳ではなく、ピアスNGというチェーン店もありますので知っておいてください。
またピアスOKと書いてあっても社内規定ありという場合がほとんどですので、ピアスはある程度決まりはあるものの禁止ではないということがわかります。これは全国展開のチェーン店では全店舗一律で「ここまではOK」と設定されているうえで、各店舗の責任者が「これくらいならOKかな」とある程度裁量で決めているようです。
ピアスOKとの記載があったお店
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- カラオケの鉄人
- まねきねこ
- 個人・小規模店舗
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この他の店舗の求人情報ではピアスOKという文言を見ることが出来ませんでしたので、恐らくNGの可能性が高いと思われます。例えば「ジャンカラ」では公式ページで以下のように明記されています。
Q.アクセサリーをつけても構いませんか?
A.基本的に結婚指輪、腕時計以外はNGです。(詳細:ジャンカラのよくある質問)
どんなピアスでもOKなの?
ピアスOKとされているバイトでも、規定ありとの記載があるのでどんなピアスでもOK、という訳ではありません。何よりもまず清潔感と印象の良さが求められます。カラオケ店もお客さんと接する仕事で食品も取り扱うので、あまり大ぶりで派手なピアス、大量にピアスの穴を開けているようではちょっと印象が悪いです。
ピアスOKと公言している職場でも耳たぶ内に収まるような小ぶりなもの、ぷらぷらぶら下がらないタイプのものを選ぶと無難でしょう。面接の際はピアスを外して臨んで「ピアスOKと書いてありましたがどの程度なら大丈夫ですか?」などと質問できると安心ですね。
また逆にピアスがNGという理由は、誤ってピアスが落ちて食品に混ざってしまっては事故につながるためピアスを禁止しているカラオケ店も多いです、飲食店などは多くの店舗でNGになっていますね。
カラオケバイトでネイル(マニキュア)はOK?
ピアスをしてもいいカラオケ店は一定数あることが分かりました。一方、ネイルに関してはどうなのか?と気になる所ですが、カラオケの大手チェーンではっきりと明記している求人情報はなく、ネイルやマニキュアという文言がそもそもありませんでした。
ですので、基本的にはネイルはNGとなっている店舗が多いと思われますが、店舗によって少々違いなどもありますので、一度聞いてみることがいいでしょう。もしくは後述しますが、一度お店に行ってネイルなどをしているかどうかチェックしに行くのもアリです。
また大手では「まねきねこ」「カラオケの鉄人」が社内規定はありますが、ネイル・マニキュアもOKとなっているようで、もしネイルをしてバイトをしたい場合はまねきねこのようなカラオケ店がおすすめです。その他、個人経営のような小規模のカラオケ店舗では、ネイルOKと明記している店舗も一定数ありました。
カラオケのバイトでネイルやマニキュアを許可しているお店は少ないかもしれませんが、このようにカラオケのバイトでもネイル・マニキュアをしてバイトが可能な店舗もあることが分かりました。
ネイルは店舗に行って調べてみる
先ほどのピアスの件もそうですが、求人情報には書いてあるけど本当にピアスやネイルをしていて大丈夫なのか?どの程度ならアクセサリーを付けていても良いのだろうか?具体的にはわからないですよね。求人情報に明記してあっても、ちょっと抽象的な感じです。
なので、バイトをしたい店舗が決まっている人は実際にお客さんとして利用してみて、従業員の身だしなみを観察してみるのもオススメです。ネイルOKと求人サイトには載っていたけど、実際働いている人はネイルをしていないしピアスもしていない人が多かった、という場合もあります。
そこに仲間入りして働くこととなるなら「だってネイルOKって書いてあったじゃないですか」と一人だけ派手な見た目でいるのは気が引けるはずです。頑張って地味にするのが嫌なら、その店舗は諦めたり見た目の規則が緩い他の店舗を探したり、早く気持ちを切り替えて他のバイトを探せるでしょう。
ネイルが厳しい理由とは
どうしてカラオケのバイトなのにネイルがNGなのか、その理由が分からないという人もいるかと思います。これはカラオケもドリンクやフードを扱い清潔感が大切な仕事だからでしょう。カラオケ店は飲食を伴うので、清潔感が求められる場ではネイルは不潔に見えるからです。
もちろん実際にネイルをしている人が汚いという意味ではなく、ネイルをしている人が飲食店で飲食物を運んでくると多くのお客さんは、不潔な手で食べ物を運んできたように感じます。つまり、印象ですね。悪い印象を抱いてしまわないようにネイルはNGとなっている場合が多いのです。
カラオケ店員もお客さんと接する機会が多く、従業員の印象が会社のイメージに直結してしまう、またカラオケでは特にフロント業務とキッチン業務を同じ人がこなさないといけないという場合もあるので、清潔な身だしなみが全員に求められるのです。
ですので2022年の5月現在でもたくさんのカラオケ店でネイルは禁止となっている傾向にあります。しかしキッチン業務に関わらないフロント業務やチラシ配りをしてくれる従業員ならOK、という場合もあるので、詳しくは店舗で尋ねてみることをお勧めします。
[memo title=”高校生でもネイルやピアスはOK?”]ネイルやピアスというと社会人だけではなく、高校生も楽しんでいる人も多いでしょう。高校生でもピアス穴を開ける人もいますよね。
ではピアスやネイルOKと明記していた求人の場合、高校生の扱いはどうなのか?と思う人もいると思います。
ネイルやピアスOKなカラオケ店であれば大学生は良いけど高校生はNGなど区別している店舗は少ないはずです。
ただ、印象というのもあるので、あまりにも目立つようなピアスなどで面接に行くのは避けた方が無難と言えます。
そもそも校則でピアスを開けることを禁止されている学校も多いので、高校生のうちは校則は守るように(またはバレないように)しましょう。[/memo]
ちなみに、勤務中だけネイルを隠すようなアイテム(ネイル隠し)なども売っているので、もしどうしてもカラオケのバイトをしたいのであれば、このようなアイテムを活用してみるのもいいでしょう。
ネイルやピアスOKのバイト求人の待遇は悪い?
求人サイトを見ているとごく稀に見つけることができる「ネイルもピアスもOK」と謳っているカラオケのバイトの求人ですが、そのまま店舗での受付や接客の仕事をする場合、そして主に街頭でのチラシ配りやそれでお店に興味を持ってくれたお客さんの受付などの業務をする仕事とあります。
後者の方はいわゆる客引きに近い業務で街頭に立ちっぱなしなので、なかなか重労働なうえに都内の繁華街で時給1100円程度のところも多く、決して待遇が良いとは言えなさそうです。また、カラオケ店でネイルもピアスも自由!と載っている求人情報を見つけた。
喜んで応募したら実はキャバクラやホストクラブに近い、お客さんにお酒を注いだり接客をしながら歌う店舗だったということもあるので、18歳未満の人は特に注意してバイトに応募すべきです。ちなみに、カラオケ喫茶とカラオケボックスがありますが、後者の方が時給がいい場合が多いです。
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カラオケのバイトでネイルのまとめ
カラオケ店のバイトでもピアスやネイルの規定があることを見てきました。カラオケのバイトは規則が緩くカジュアルな印象かもしれません。しかし実際はネイルNGの店舗が多くほとんどだし、ピアスOKとは書いてあるけれどフロント業務の人がシンプルな小振りのものを付けることだけ許され、基本的にはピアスもしないほうが良いという店舗も多いです。
よって、ピアスやネイルに関しては一部の店舗のみOKというケースが多く、基本的にダメな場合が多いです。ネイルはフロント業務に徹する従業員なら可能かもしれませんが、許可しているカラオケ店は少ないです。マニキュアは外し爪は短く切り揃え、清潔にすることが求められます。
ピアスができないのは残念ですが、勤務中はクリアのパーツを付けるなど対応しながら休日におしゃれなピアスを楽しめると良いですね。