コロナ禍において、ワクチン接種が広まってきましたが、接客業界ではマスクが必須です。どのような店舗でもマスクを着けて接客していますよね。コンビニエンスストアも例外ではなく、マスク着用はアルバイトにも徹底されています。
しかし最近はマスクも進化を見せています。特にマスクでも楽しめるようにと、カラーバリエーションが豊富になりました。白色以外でも色々なマスクが登場していますが、若い世代には、おしゃれアイテムとして黒マスクが人気です。
そこで、コンビニのバイトでも黒いマスクを着けて出勤してもいいのか?と疑問に感じる方も多いです。なぜなら、マスクは白というイメージが強いですね。また「おしゃれマスク」というアイテムとなっているので、黒マスクではダメなのか?と思ってしまうでしょう。
今回は黒いマスクを着けてもコンビニで勤務が可能かを解説していきます。
基本的に接客業は黒マスクを着けてもいい?
コロナ禍の新常識として、働くシーンで黒マスクはNGとされる傾向になりました。よって、100%ではないですが黒マスクは着けてはいけない、というケースがあります。特に接客・営業系の人とコミュニケーションをとる仕事には不向きとされています。
黒マスクは、ファッションアイテムとしてのイメージが強いので、一定の職種では可能とされています。接客業でも、美容師やアパレルの場合は従業員のファッションセンスも、戦略のひとつとなります。その場合は装着可能となるでしょう。
しかしきちんと感や、信頼感が求められる業種は避けるのが一般的です。もちろん黒に限らず、白以外のマスクは「おしゃれマスク」と認識されているので極力避けるべきでしょう。接客業は、お客さんを笑顔で迎えることが前提です。
しかし、マスク装着が常識の昨今、顔が半分隠れていることで、笑顔は伝わりにくくなりました。接客スキルがいくらあっても、かんじの良さを伝えることは、難易度が高くなるでしょう。さらに、黒マスクの影響で魅力が減ることは、とてももったいない現象です。
マスクの工夫で、顔が隠れていても伝わる、もてなしの姿勢を演出する必要があります。
黒や白マスク以外で接客をするのはダメなのか?
バイトをする時にマスクをして働く必要がある場面で、中にはマスクなら白以外でどのようなマスクでも良いと考える人もいるかと思います。いまでは白や黒以外でもおしゃれマスクとして、グレーやカラフルなものまでたくさんの種類が登場していて、様々なお店で販売されています。
ですが、バイト中に使うマスクは白いマスクがおすすめで、白以外のマスクは控えておく方が無難です。また柄の入ったマスクなどはNGでしょう。マスクの色はどんな色でも良いとはなりません。柄もそうですが、お客さんに不快な思いをさせることがあってはならないので、白いマスクを着用し勤務した方がいいでしょう。
白いマスクはその人に清潔感を出してくれ、威圧感なども感じられないので接客などに向いています。大事なのは白いマスクをすることで少しでも印象を良くすることです。ただ、最近はマスク生活が長くなってきており、マスクの色については以前よりかは印象もマシになってきているのが現状です。
コンビニバイトは黒マスクをつけても良い?
接客関連の仕事で黒マスクを装着する行為はよろしくない、と思われているのが現状です。では本題ですが、コンビニのバイトで黒マスクを着けても良いかダメなのか、ということですがこれはオーナーの裁量によって変わってきます。もしフランチャイズ店で、オーナーの方針が自由であれば、着用可能な場合もあります。
しかし、多くのコンビニエンスストアでは、黒マスクは着用は認めていないケースが多いです。ですので、黒マスクをつけてバイトをしたいと思っているのであれば、まずはオーナー(店長や責任者)に相談をすることが大切となってきますので、一度訊いてみましょう。
コンビニの場合、お客さんが老若男女来店するので、かなり気を使う必要があります。とくに高齢者は「マスク=白」という認識が強いので、不快感を抱くかたも多いでしょう。そして、小さい子供であれば、恐怖で泣き出してしまう場合も考えられます。
年齢問わず、人によっては印象が悪く、話しかけにくい雰囲気をつくる可能性があります。黒マスクは、店員として、お客さんをもてなす立場には向いていないと思われても仕方ありません。
黒マスクについてみんなの評判は?
マスクをつけることの目的は、コロナ対策としてお客さんに安心を提供することです。しかし、黒マスクは目立つため、ファッション要素としてとらえられることが多いでしょう。金髪や、ピアスや、ネイルなどと同様に見られ、着飾った雰囲気を与えてしまいます。
ネット上の評判については意見が分かれています。黒マスクでも問題ない、という意見もあれば黒マスクはダメ、という意見もあり人によって異なります。なので、評判から分かることとしては、黒マスクは人によっては真面目な印象にはなりません。
ということは、やはり接客では白マスクが無難だと言えます。白マスクが評判悪いというのはありませんし、どの業界でも働くうえで、黒マスクや派手な色のマスクなどは避けるほうが無難です。但し、人と対面をするバイトではないのであれば誰にも不快感を与えることがないので黒でも構わないでしょう。
コンビニ以外の仕事、となる訳ですがこの場合でも上司やオーナーの考え方によってはNGとなる場合もあるので気を付けましょう。
コンビニの面接時に黒いマスクをつけるのは?
面接に臨む時に今の時代はマスクをして面接ということも普通です。面接は接客ではないので中にはマスクくらいどんな色でも良いと思う人がいるかもしれません。黒マスクは10~20代には一般的になっています。しかし、コンビニバイトの面接官は40~60代のオーナーが多いでしょう。
その世代も黒マスクに対して違和感をもつことがあります。黒いマスクをして面接に来る時点で、面接官はこの人物は真面目に面接を受ける気があるのか?と思われるケースも考えられます。では、どうすれば良いかというと誠実さのアピールになる白いマスクで臨むのが無難でしょう。
白だと一番無難な色なので面接の際は白いマスクで面接に挑みましょう。黒マスクは、おしゃれではありますがインパクトが強すぎて、求められる清潔感などには遠い存在です。真面目な印象を与えるために、コンビニバイトの面接では黒マスクを避ける必要があります。
見た目は思った以上に大事で、服装もそうですが黒いマスクというだけでその人は自分のイメージを落とす可能性もあるのです。
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黒マスクのよい点や悪い点について
汚れが分かりにくい
マスクは1日中つけているので、多少汚れることもあります。白マスクが汚れた場合、顔が汚れているような感覚で気になってしまうでしょう。汚れたマスクは不潔に感じることもありますが、黒マスクであれば汚れが目立たず替えがなくても安心して使えます。
おしゃれ感がある
黒もそうですがカラフルなマスクは芸能人やインフルエンサーなどが良くつけているので、おしゃれな印象があります。また、色の効果で引き締まって見えるので、小顔に見えたりする効果もあり、女性にとってはメイクの一環のようなポジションです。
暑くなりやすい
色の特性として、光を集めやすいので熱がこもってしまいます。そうなると体感温度が高くなり白マスクと比べても暑くなります。室内であれば問題ありませんが、真夏の通勤時は暑くて不便でしょう。
印象が悪くなる場合も
上述の通り黒マスクはインパクトがあり、遠目から見てとても目立ちます。人によって感じ方は異なりますが、怖い雰囲気、不真面目な雰囲気、威圧感などさまざまな不快となる印象を与えてしまう恐れもあるのです。また、周りの従業員が皆白マスクであれば、浮いて印象が悪くなる場合も。
黒は顔色も暗くなり、不健康に思われてしまうこともあるでしょう。素敵な笑顔でも、不利な印象になります。
コンビニのバイトで黒マスクは非常識?のまとめ
コンビニエンスストアでは、明るく、清潔感がある印象を第一に求められます。そのため、面接時も、勤務時も黒マスクは避けましょう。また黒以外でもカラフルなマスクなど接客に不向きと思われるマスクは、出来るだけ避けておくべきです。
逆に白のマスクは明るさ、清潔感をマスク1つで演出できるので、接客業の便利アイテムとして、マスクを味方につけて仕事に向き合うとよいです。また、どうしても黒マスクを着用したいと思っているのであれば、一度コンビニのオーナーに訊いてからにしましょう。
勝手に着用してバイトをしているとトラブルになったりする場合もあるので注意が必要です。